王国リサーチ(子育て支援情報レポート)

産前産後ケアハウス はぐはぐ

~あなたらしい自分時間をここで~
今回は、米子市にある『産前産後ケアハウスはぐはぐ』をご紹介します!
『はぐはぐ』は、助産師が運営する「ラウンジ併設通所型産後ケア施設」として、2023年4月に開業しました。妊娠中から産後まで一人ひとりに合ったサポートを行っています。
スタッフは助産師2名・保育士2名・看護師兼食品衛生責任者(キッチン担当)1名の計5名が在籍し、「少しでも自分時間が欲しい」「育児に不安を抱えている」そんなお母さんの悩みや困りごとを解決します。


「産前産後ケアハウスはぐはぐ」の外観。

運営の中心となって活動しているのは、助産師の上杉直子さんと宮田樹里さんのお二人。
助産師という立場から、「妊婦さんや子育て中のお母さんにも、助産師に甘えてほしい。」という想いで活動しています。
『はぐはぐ』という名前は、“お母さんやお父さんが赤ちゃんを抱っこするように、私たち助産師もお母さんとご家族みんなを温かく抱きしめたい” そんな抱っこの幸せループがここからはじまりますようにと願いを込めて名付けられました。


助産師の上杉直子さん(左)と、宮田樹里さん(右)。

【産後ケアとは】
産後ケアとは出産施設を退院した後、母親と赤ちゃんを対象に、心身のケアや育児の支援をすることです。母親の要望に合わせた、助産師による授乳支援や育児の実技指導のほか、赤ちゃんを預かり母親の睡眠や休息を確保するといった支援などがあります。

 

​\『はぐはぐ』はさまざまなカタチで利用いただけます/
~あなたに合った利用方法を~

産後ケア事業(行政委託)
産後ケア事業とは、お住いの市町村による補助金を利用して産後ケアを受けることができる制度です。『はぐはぐ』は鳥取県西部地区の各市町村から業務委託を受けて、産後ケア事業をしています。詳しくはお住いの市町村へお問い合わせください。
【利用対象】米子市・日吉津村・境港市・大山町・伯耆町・南部町・島根県安来市に住所がある方

産後ケア(はぐはぐオリジナル)
・すぐに産後ケアを利用したい方や、補助金を活用しなくても自費で利用してもよい方
​・上記【利用対象】市町村以外に住所がある方
・3時間コースと6時間コースから選択可能(内容は行政委託の産後ケア事業と同じ)

行政委託産後ケア事業、はぐはぐオリジナル産後ケア事業共にオプション(別途料金)でアロマトリートメント・骨盤軸整体を受けることができます。

ベビママサポート
・赤ちゃんを預けて外出したい
・乳房ケアや沐浴レッスンを受けたい
​・助産師へ育児について相談したい

ラウンジ
・赤ちゃん連れで過ごせる場所を探している
・赤ちゃんをフラットなスペースで遊ばせながらのんびりお茶したい
※お子さんは0歳児の赤ちゃんが対象です。

イベント
・ベビーマッサージ、マタニティヨガなどイベントに参加したい
・子連れで行けるイベントに出かけたい
・他のママと交流したい

ランチ
行政委託産後ケア事業ご利用の方、はぐはぐオリジナル産後ケア6時間利用の方(ランチ料金込み)、はぐはぐオリジナル産後ケア3時間利用で希望される方に『はぐはぐランチ』(別途800円)をご提供します。

詳しくはこちら⇒https://www.hughug-babymama.com/services

 

<はぐはぐの施設内各エリアについて>
施設内は、「産後ケアエリア」「キッチン・浴室・授乳室エリア」「ラウンジエリア」の3つのエリアに分かれているほか、ベビー室も完備されています。

 

~ヨガ&ランチ&縁側で瞑想お昼寝~
5月10日のグランドオープン前の4月22日からは、プレオープンとして全7回にわたりオープニングイベントが行われました。取材にお伺いしたこの日は、ヨガ&ランチ&ラウンジで瞑想お昼寝という内容で『はぐはぐ』のイベントが開催され、7組の親子が参加しました。

11:00 ヨガ
12:00 ランチタイム(はぐはぐランチ)
13:00 ラウンジで瞑想&お昼寝
13:30 助産師とみんなでお話
(託児付き)
※イベント内容は一例です

 
(写真)ラウンジで瞑想&お昼寝中のお母さんたち。
参加したお母さんたちは心地よい音楽と、ヨガの講師でベンハーズジムヨガのありさ先生の語りかけるような声に耳を傾けながら、次第にリラックス♪

 
(写真左)野菜がたっぷり摂れる『はぐはぐランチ』(※写真はイメージです。)
(写真右)ベビー室で保育士が赤ちゃんを預かります。

 
(写真左)お昼寝から目を覚ますと、おやつが振舞われました。この日はどら焼きでした♪
(写真右)キッチンに置かれた、オシャレなカフェマシーンは大活躍!


ベンハーズジムヨガのありささん(奥中央)と、『はぐはぐ』の上杉さん(奥左)と宮田さん(手前右)。

 

<助産師の宮田樹里さんにお話を伺いました!>
私たちは義理の姉妹です。元々それぞれの子育て経験や助産師としての経験から、産後ケアや子育て支援の場所の必要性を感じていました。2021年のお正月に家族で集まった時に、話題が産前産後ケアの話になり「こんなの一緒にやらん!?(宮田さん/義姉)」「やりたい!(上杉さん/義妹)」といった2人のなにげない会話をきっかけに、『産前産後ケアハウス はぐはぐ』を開業することになりました。
いろいろな親子の方と出会う中で、「自分がこんなに疲れているとは知らなかった」と話す、産後9か月のお母さんが印象的です。産後ケアで『はぐはぐ』を利用され、アイマスクと耳栓をして、「目も耳もシャットダウンして、おいしいランチを食べたり、お茶をしたり、ゆっくりとしたのはいつぶりだろうか。自分は産後9か月で、産後ケアの対象ではないと思ったのでそもそも補助金申請もしていなかった。」と話されていました。

補助金を活用しておこなう産後ケア事業は、お住いの市町村に利用手続きをする必要があり、審査後の結果を待つ時間でさえも、今その時がしんどいお母さんにとっては、負担になります。
『はぐはぐ』は、その分すぐにオリジナル産後ケアをご利用いただけるというメリットがあります。

『はぐはぐ』の利用は、”0歳児のお子さんを安心して遊ばせられること”を基本にしています。ラウンジでは、ヨギボーに座って、ゆっくりとくつろいでいただいたり、お好きなドリンクとともに他のお母さんとの交流や助産師とのおしゃべりを楽しみながら、まったりしていただけます。お母さん同士でコミュニティが広がったりするのもいいなあと感じています。

“出生率が低いからこそ、一人ひとりに手厚い子育て支援を!”という想いで、イベントも定期的に企画・開催しています。お母さんだけでなく、お父さんのご参加、妊婦さんも歓迎しています。
また、『はぐはぐ』は、0歳児の一時預かりもしています。赤ちゃんと少し離れて、自分の時間を過ごすことのお手伝いをします。

毎日大変な育児ですが、『はぐはぐ』でほっとした時間を過ごし、「また明日から頑張ろう」と少しでも前を向いて帰っていただけたらと思っています。さまざまな用途でご利用いただけますので、まずはご相談ください。
イベントの案内はInstagramをご確認ください。

 

≫≫産前産後ケアハウス はぐはぐ≪≪
〒683-0004
鳥取県米子市上福原2丁目9-18(駐車場11台完備)
TEL:0859-57-5351
開所時間:月-金 9:00~17:00

【HP】https://www.hughug-babymama.com/
【Instagram】https://www.instagram.com/hughug_sanzensangocare/
【公式LINE】@629zjxfp

※発熱、下痢、嘔吐などの体調不良の方、感染症と診断されている方のご来店はお控えください。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。