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子育て支援ネットワーク ぷろじぇくと えん

子育て支援ネットワーク ぷろじぇくと えん(以下「ぷろじぇくと えん」と言います。)は、県東部の岩美町にある小・中学校を活動場所として「赤ちゃんふれあい会」を実施しています。

赤ちゃんとふれあう体験を通して、相手を思いやる心で『コミュニケーション』がとれたり、『いのち』の大切さ、ありがたさを次世代の子ども達に伝えたりしています。今回は、岩美町にある岩美北小学校5年生を対象とした「赤ちゃんふれあい会」にお邪魔しました!

 

~赤ちゃんふれあい会~
この日は、岩美北小学校の体育館を会場に「赤ちゃんふれあい会」が開かれました。1ヶ月の赤ちゃんから1歳半くらいまでの未就園児とお母さん、23組の親子の参加があり、児童26名が赤ちゃんとふれあいました♪参加する親子は町内に限らず、町外からの参加も歓迎されているそうです。
 
「さあ、交流を始めましょう!」と、ぷろじぇくと えん代表の西浦さん(写真左/中央)のあいさつで「赤ちゃんふれあい会」がスタートしました!

 
はじめに、ペアになっているお母さんと児童が交互に自己紹介をしました。お母さんたちは赤ちゃんの名前・年齢のほかに、赤ちゃんの日頃の様子や赤ちゃんが喜ぶこと、好きな遊びなどを児童に伝えていました。

 
最初は、お母さんも児童もお互いに少し緊張した面持ちでしたが、「こうして抱いてあげると赤ちゃんは嬉しいよ♪」と、お母さんが赤ちゃんの抱きかたを児童にアドバイスされていました。「肌がやわらかい」「かわいい~!」などの声が聞こえてきました。

 
赤ちゃんを抱っこしたり、赤ちゃんの可愛いしぐさや笑顔に微笑み返したり、ミルクをあげたり、赤ちゃんのお世話をしている児童と、その様子をそばで微笑ましく見守っているお母さん。同じ時間を過ごしていく中で、お互いに少しずつ緊張もほぐれていく様子が伺えました♪

 
(写真左)ボールを転がしたり、バウンドさせたりして遊ぶ様子が楽しそう!
(写真右)赤ちゃんのスピードに合わせて一緒にハイハイ♪


赤ちゃんの顔に自分の顔を近づけて、あやしている児童。赤ちゃんの反応に、赤ちゃんのお母さんと一緒に笑い合っている姿が何とも微笑ましい光景です。「今、笑ってくれたあ~!」

 
お母さんが赤ちゃんのお世話をしている間、一緒に来ていた上のお子さんに児童が絵本を読んであげたりする姿も見られました。

 
終わりに、赤ちゃんのお母さんと児童がペア同士で向かい合い、お互いに感想や感謝の気持ちを伝えていました。最後にペアごとに記念撮影をして、楽しいうちに会は終了しました!

 

【『赤ちゃんふれあい会』の感想をみんなでシェアしました♪】
~『児童』の感想~
・赤ちゃんのお世話は大変だと思ったけど、楽しく交流できて良かった。
・泣いてしまったりもしたけど、最後は笑ってくれたので嬉しかった。
・自分がお世話をした赤ちゃんの好きなことを知ることができて良かった。
・赤ちゃんだったときのことを思い出してみたいと思った。
・赤ちゃんのお世話がこんなに大変だとわかったので、帰ったらお母さんに感謝したい。

~『お母さん』の感想~
・お兄さんお姉さんに遊んでもらえて、子どもが嬉しそうだった。
・ドキドキしながら一生懸命赤ちゃんとふれあおうとする姿がとても微笑ましかった。
・言葉遣いや行動が丁寧で、積極的に話しかけてくれた。
・動き回って暴れていて迷惑をかけたと思うのに、嫌な顔せずにたくさん遊んでくれた。
・危険を回避してくれたり、目線を合わせて赤ちゃんと寄り添ったりする姿を見て、自分も勉強になった。

など、それぞれの感想がありました。

 

 
(写真左)「今日は楽しかったです!」と、伝える児童(右)に対し、「こちらこそ、ありがとう♪」と、笑顔で返すお母さん(左)。
(写真右)最後にハイタッチ♪児童はお母さんと赤ちゃんの姿が見えなくなるまで手を振って見送っていました。


お母さんと赤ちゃんのお見送りを終えた児童たちは整列し、会でお世話になったぷろじぇくとえんメンバーの方々に「今日は楽しかったです!ありがとうございました!!」と、児童代表がお礼のあいさつ。児童からのあいさつに対し、最後に代表の西浦さんから「親に感謝する気持ちを大切に、これからも生活してください。」と、語り掛けるようにお話がありました。

 

<かいとくんのお母さんにお話を伺いました!>
赤ちゃんふれあい会は、息子が5ケ月くらいから参加しています。3人兄弟でこの子の上に男の子が2人いますが、以前に次男と一緒にふれあい会に参加させていただいたことをきっかけに、また声を掛けていただき、参加しました。最初の頃は、息子もまだ小さかったので「大丈夫かな?・・」という不安な気持ちもありましたが、「こうするんだよ」と、赤ちゃんの接し方を教えてあげたりすると出来るようになったり、赤ちゃんとふれあう中で、今日のような『いのち』にふれる機会が子どもたちには大事なのだと思いました。
実際に子どもたちに抱っこしてもらって「かわいい~!」と言ってもらえたりすると、とても嬉しかったので、また機会があれば積極的に参加したいなと思います。

【ペアになった児童の石田くんの感想】
緊張したけど、会が始まってすぐに赤ちゃんが笑ってくれたので緊張がほぐれました。赤ちゃんと一緒におもちゃを鳴らしてみると笑ってくれたり、赤ちゃんを抱っこさせてもらったり、楽しい体験になりました!

 
(写真左)お母さん(左)、かいとくん(中央/1歳5ケ月)、石田くん(右/児童)。(撮影当時の年齢)

 

<あずさちゃん、とうやくんのお母さんにお話を伺いました!>
支援センターからの紹介をきっかけに、親子3人で参加させていただきました。最初は緊張もしましたが、ペアになった小学生のお姉さんが娘に合わせて遊んでくれたので、私も助かりました。普段は大きい子と遊ぶ機会がなかったり、外の世界と接する機会も少なかったりするので、私にとっても子どもたちにとっても良い機会になりました。
小学生の子どもたちが我が子を「かわいい~!」と言ってくれてとても嬉しかったですし、楽しい時間を過ごせて、気分転換にもなりました。

【ペアになった児童の中野さんの感想】
とうやくんを抱っこするときは、抱っこする位置や、落とさないようにしっかり持つことに気をつけました。実際に抱っこしてみると重たかったので大変だったけど、小さな赤ちゃんを抱っこする機会がないので、嬉しかったし、楽しかったです。あずさちゃんとは、フラフープやボール、おにごっこをして遊びました。また、赤ちゃんをさわったり、一緒に遊んだりしたいです。

 
(写真左)中野さん(奥左/児童)、お母さん(奥右)、あずさちゃん(手前左/1歳10ケ月)と、とうやくん(手前右/5ケ月)の姉弟。(撮影当時の年齢)

 

<ぷろじぇくと えん代表の西浦さんにお話を伺いました!>
赤ちゃんとふれあうと、赤ちゃんのかわいい笑顔やしぐさに誰もが微笑み、優しい気持ちになれると思います。『いのち』に向き合うことは、自分自身の大切な命と向き合うこと。人と人が出会い、お互いが相手を意識することからコミュニケーション(人間関係)が始まります。誰もが赤ちゃんとして生まれてきて、赤ちゃんだった時代を経て、今、こうして生きているということは、自分の親や周りの人たちのおかげです。「赤ちゃんふれあい会」を通して、小さな『いのち』に向き合い、『いのち』があることのありがたさを知り、心から “ありがとう” と感謝する気持ちを持ちながら、大事に生きてほしいと思います。

赤ちゃんとふれあっているときの子どもたちは、とても良い表情をしています。以前ふれあい会に参加したお母さんからも「赤ちゃんが生まれたけど、ふれあい会はいつありますか?」と、聞いてくれたりすることもあります。きっと、お母さんたちも会に参加することが楽しいのではないかと思っています。

ぷろじぇくと えんでは、中学校でも「赤ちゃんふれあい会」を開催しています。今日のふれあい体験は、中学校2年生でのふれあい体験につながり活かされます。今回の「ふれあい会」をきっかけに、子どもたち一人ひとりが改めて命の大切さに気づき、自分を好きになったり、ありのままの自分を認め、相手を思いやる心でコミュニケーションがとれるようになることを願っています。

「相手を思いやる心、“ありがとう” と感謝する気持ちを持って、生きてほしい。」と話す、西浦さん。

<「赤ちゃんふれあい会」の活動が表彰されました!>
「赤ちゃんふれあい会」の活動は、これまでの功績が評価され、平成23年度に住友生命の「未来を築く子育て支援プロジェクト」で未来大賞を受賞し、令和元年12月にパナソニック教育財団主催のこころを育む総合フォーラム「2019年度子どもたちの“こころを育む活動”」では、優秀賞を受賞されました!

 

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