王国リサーチ(子育て支援情報レポート)


おうち整体「陽だまりsalon(ひだまりサロン)」

~赤ちゃんとママのためのサロン~
今回は米子市にある、おうち整体「陽だまりsalon」をご紹介します!
「陽だまりsalon」は、自宅のスペースを利用してマタニティセラピストによる産前~産後のトータルケアを専門とした整体が受けられる赤ちゃんとママのためのサロンです。3児の子育て中のお母さんでオーナーの渡部さんは、山陰で初となるマタニティセラピストの資格を取得し、「陽だまりsalon」は2016年11月に開業して今年で5年目を迎えます。
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トトリの森の音楽隊

鳥取市を中心に活動している「トトリの森の音楽隊」は、地域の保育施設や小学校、公民館や育児サークルを主な活動拠点として、フルート・バイオリン・ピアノなどの楽器の生演奏を通して親子がゆったりと過ごせる時間を様々な場所で提供しています。
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海とくらしの史料館

―日本最大級の魚のはく製ミュージアム―
今回は、境港市にある海とくらしの史料館にお邪魔しました!
海とくらしの史料館は、700種類4000体の魚のはく製を収蔵する収蔵点数日本一を誇る民俗資料館です。国の史跡指定を受けた台場公園に隣接する景観を守るため、明治時代に建造された「酒蔵」の改修工事を経て、1994年4月に『日本最大級の魚のはく製ミュージアム』として開館しました。

 
海とくらしの史料館は、幅広い世代で楽しく学べる施設です。
保育園や幼稚園、小学校の校外学習などでも利用されています。

 

\\中身はないけど「本物」だ!//
展示室で魚のはく製について楽しく学んじゃおう♪
 
館内に入ってまず目に飛び込んでくるのが、海のギャング人喰いザメとも言われているホホジロザメの「通称:ホオジロウ(体長3.8m)」です。大きく開いた口に鋭い歯は、実際に見ると迫力がありました!

 

―1階 展示室―
館内には700種類4000体の魚のはく製が展示されています。境港の水産情報や漁法の紹介もされているので、魚に関する情報を詳しく知る事ができます。また、展示されている本物の漁船「みなと丸」にも乗船できます。
 

【はく製はどうやって出来ているの?! ~はく製が完成するまで~】
魚の体を傷つけずに、口とエラから肉・骨を完全に取り出し、皮1枚の状態にし、薬品処理をして形を整え、時間をかけてよく乾かします。もう一度、特殊な薬品処理の後、特別な樹脂を吹き付け乾かす作業を繰り返し、形を整えるためにつめていた砂・木くず・微粒粉剤を取り出し完成させます。


2004年に島根県沖で捕獲された巨大マンボウの「チョボリン(体長2.8m)」。
その大きさは日本一!館長の大池さんいわく、クラゲを吸い込むようにして食べるそうですが、その生態については謎が多い魚だそうです。


深海からの使者リュウグウノツカイの「キラリン(体長4.2m)」。
鳥取県では、水温が低下する冬から春に海岸に打ち上げられたり、岸近くを泳いでいる姿が発見されています。

史料館では、マンボウやリュウグウノツカイのほかにも境港で水揚げされたクロマグロやシュモクザメ、ウバザメなどサメ類のはく製を間近でじっくり観察することができます。

 

―2階通路 ハリセンボン通りー
 
可愛らしいハリセンボンのはく製が頭上にたくさん展示されている『ハリセンボン通り』。ハリセンボンだらけの通路は、とびっきりのフォトスポットです♪

 

―2階 展示室―
伯州綿をはじめ、人々のくらしをテーマにした古民具や境港市の指定文化財を常設展示しています。

 

~お子様連れでも安心です♪~
館内には、おむつが交換できる場所やベビーカーの貸出しがあるので、お子様と一緒でも安心です。
 

 

≪子育て応援パスポートを提示すると特典が受けられます♪≫
【特典内容】パスポート提示により5名様まで入館料1割引

https://www.toripearouen.jp/kensaku_details.php?id=7486

 

<館長の大池さんからお話を伺いました!>
館内のはく製は、故 種 政幸(たねまさゆき)さん(香川県出身「瀬戸内海水産美術工芸研究所所長」)が30年以上の研究を経て、独自の方法で作り上げた作品です。当時、図鑑でしか見ることのできなかった「本当の魚」を子どもたちに見せたいという熱い想いが、多数のはく製を産み出しました。

当館では、数多くの魚のはく製の魅力についてご紹介していますが、展示されたはく製は、じっくりと間近で観察することができます。今年の10月は、ここ10年で一番の入館者数を記録し、多くのかたにご来館いただきました。コロナの状況も少し落ち着き、県内の修学旅行生に多くご来館いただきましたので嬉しく思います。事前に魚の知識を自分で勉強して来られるお子さんもいて、昔と比べて興味の示し方が強い子どもたちに毎回驚かされます。嬉しいことです!

展示品を見て楽しんでいただくのはもちろんですが、私自身が展示の解説をさせていただく事もあり、お子さまからご高齢のかたまで幅広い年代のかたにお楽しみいただいています。親子・家族で楽しめる海とくらしの史料館へぜひ、お越しいただき、貴重な作品の数々をご覧ください!


「へー!」「初めて知った!」「本当~?!」と、思わずリアクションしてしまう『おもしろい解説』が話題の館長の大池さん。魚の知識が豊富な大池さんは、“マンボウは食べられるのか?!”などの質問形式で魚の知識をおもしろおかしく解説しています。

 

≫≫海とくらしの史料館≪≪
鳥取県境港市花町8-1
【TEL】0859-44-2000
HP:http://umikura.com/

【開館時間】9:30~17:00(受付時間は16:30まで)
【定休日】火曜日(祝日と重なる場合は翌日)、年末年始休業(12/28~1/4)

【入館料】
・一般 410円
・小・中・高校生及び外国人の方 100円
・幼児、70歳以上 無料
※無料駐車場あり

【お願い】
はく製は繊細な制作物です。防虫加工等施してありますが、汗や皮脂などの汚れで少しずつ破損することがありますので、展示品へは触れないようお願いします。

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