今回は、米子市にある「おもちゃ屋SUN」をご紹介します！
「おもちゃ屋SUN」を運営するNPO法人ひまわり倶楽部は、鳥取県と米子市からの補助金をもとに２００５年６月に設立し、就労継続支援B型事業所として障がいのある方の支援を行っています。（就労継続支援B型とは、障がいや難病のある人が利用できる障がい福祉サービスの一つです。）
＼おもちゃ屋SUNはこんな活動をしています／
「おもちゃ屋SUN」は、NPO法人ひまわり倶楽部の就労継続支援B型事業所内の木工作業チームです。「子どもが好き！」という利用者の方々の思いをきっかけに２０１８年４月に活動をスタートしました。主につみきやおままごとキッチンといったお子様向けの木のおもちゃ、家具のほか、保育園・幼稚園・認定こども園の希望に沿った木工製品をオーダーメイドで製作・販売しています。
「おもちゃ屋SUN」の外観(左)と、離れの作業場所のガレージ（右）。
ガレージは、専用の作業台や工具・機材などがあり、木材のカットやドリルなどの加工作業を行う作業場所です。
おもちゃ屋SUNキッチン
人気商品「おもちゃ屋SUNキッチン」は、幼児の体長に合わせたサイズで調理台や引き出し、蛇口などを備えた木製のおままごとキッチンです♪『手やすり』で仕上げているため手作り特有の風合いがあり、お子様にも安心して遊んでいただけます。現在は、米子市内のほとんどの保育園・幼稚園に導入されています。（完全受注製作／修理・メンテナンス無償）
こびっとハウス
小さなおうちにカラフルな屋根が特徴の「こびっとハウス」は、お子様のおもちゃ、インテリアとしても可愛らしい製品です。屋根の形、色など様々な種類を取り揃えています。
＜納品までの流れ＞
・【お問い合わせ】お電話またはメールにて、お気軽にお問い合わせください。
・【打ち合わせ】お客様のイメージ、要望をお伺いいたします。
・【お見積り・デザイン】施工の見積りと、デザインの確認を行います。
・【製作】決定したデザインに沿って製作していきます。
・【納品】お客様の元にお届けします。
詳しくはこちら ≫≫ https://www.omochaya-sun.com/
作業場の様子をご紹介します♪
作業場はオシャレな雰囲気♪リラックスできる空間の中で、利用者の方は黙々と作業をされていました！
おもちゃは角を丸め、トゲやささくれがないように時間をかけながら、一つひとつ『手やすり』で仕上げています。
日々、試行錯誤しながら利用者の方とスタッフが一緒になって製品づくりに励んでいます。
利用者の方からは、“子どもが喜ぶものを作っている”という気持ちで、楽しく製品づくりに取り組めているという声が聞かれるようになったそうです！
＜おもちゃ屋SUN代表の曽根健太朗さんからお話を伺いました！＞
おもちゃ屋SUNは、就労継続支援B型事業所内の木工作業チームとして、利用者の方々の「子どもが好き！」という思いをきっかけに２０１８年の4月に活動をスタートしました。プレカット工場さん、工務店さんなどから鳥取県産スギやヒノキの建築端材（建築現場から出る端材）を譲り受け、木のおもちゃを製造、販売しています。
私たちは、傷んだり古くなったりした木材を磨きあげて、木を生き生きと“復活”させることを得意としています。その製造過程の中で、小さな端材も出てくるのですが、少しも無駄にしたくない、してはいけないという想いを持っておもちゃの製品づくりを行っています。おもちゃとして利用できない端材は、薪ストーブの燃料に使用するなど、すべて大切に使わせていただいています。
おもちゃ屋SUNは、スタッフ６人が「鳥取県木育インストラクタ―」です。ただ、木製のおもちゃを提供して終わりではなく、どういう遊びを展開するのか、木の良さとは何かを子どもたちと一緒に考え、イベントなどを通じて多くの人に伝えていきたいと思っています。
私たちは、自分たちが手掛けたおもちゃで遊び、喜んでくださる姿に喜びを感じています。たくさんのご縁に感謝しながら、皆さんに喜んでいただけるような製品をつくっていけるよう頑張っていきますので、今後もあたたかい応援をよろしくお願いいたします！
「来年は親も子も楽しめるワークショップハウスをつくりたい！」と、今後の展望を話す、代表の曽根健太朗さん。
≫≫お問い合わせ先≪≪
おもちゃ屋SUN
所在地：米子市上福原5丁目12-63
TEL：0859-35-5080（平日9時〜16時）
メール：himawariclub-2@sea.chukai.ne.jp
【HP】https://www.omochaya-sun.com/
【Instagram】https://www.instagram.com/omochaya.sun/?hl=ja
【facebook】https://www.facebook.com/omochayaSUN