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きりんこども食堂

今回は、鳥取市の「きりんこども食堂」をご紹介します!「きりんこども食堂」は、鳥取市で「麒麟cafe」を経営されている桑田達也さんを中心に活動している『きりんのまち・愛プロジェクト』が実施主体となって運営されています。鳥取市の岩倉地区公民館を利用して、毎月2回、第1・3水曜日の夕方17:30~20:00にオープンし、温かい食事を提供しています。

 
桑田さんは、「麒麟café(写真上)」を経営しながらこども食堂の運営にもチカラを入れています。16年間の議員として任期を全うする中、3.11東日本大震災が発生。被災地でのボランティアをきっかけに、全国の様々な職種の人、ボランティアとの出会いから刺激を受け、こども食堂運営についてのヒントを得られたそうです。

~今日も元気に「きりんこども食堂」オープン♪~
この日も、岩倉地区公民館を会場に「きりんこども食堂」がオープンしました!こども食堂は、食事を通して子どもたちと地域の大人たちが交流できる場として、一緒に遊んだり、宿題をしたり、学校でも家庭でもない子どもたちの居場所の一つになっています。

【「きりんこども食堂」のルール】
(1)スマートフォンをつかわない
(2)ゲームをしない

 
徐々に会場に集まってきた子どもたち。小学生の参加も多く、元気な子どもの声で部屋の中は一気に賑やかになりました。子どもたちはアイデアを出しながら積極的にウェルカムボードを書き始めていました♪

 
大人も子どもに負けじとパワフル!子どもたちと過ごす、楽しい時間の始まりです♪

 
(写真右)子どもたちも夕飯の準備を出来ることから進んでお手伝い♪

 
カレーも出来上がり、そろそろ料理も完成間近!「はやく食べたあ~い♪」と、子どもたちはご飯が待ち遠しい様子。

 
出来上がった料理がテーブルに並べられると、子どもたちは大喜び!「なにからとろうかなあ♪」と、楽しそうに食べるものを選びながら、お皿いっぱいに御馳走をのせていました。


この日のメニューは、カレーライス、エビフライ、とうふサラダ、コンソメスープ、チーズポテト、デザートなど♪

 
さあ、お待ちかねのご飯のじかんがやってきました♪みんなで手を合わせて、食事の前のごあいさつ。「いただきまあ~す!!」

 
(写真左)親子や地域の人と一緒に同じご飯を食べて食卓を囲む“団らん”のひととき。和やかな雰囲気の中、会話をしながら食事を楽しんでいる様子が伺えました。
(写真右)食事を終えた子どもたちは、「シュッ、シュッ、ポッポ~」と、列車ごっご♪をしたり、走りまわったり、楽しそう!

 
記念にパシャリ♪賑やかな声、たくさんの笑顔が見られる中、楽しいうちに「きりんこども食堂」は終了しました!

〇きりんこども食堂は、子どもたちに大人数で食卓を囲む楽しさを知ってほしいとの思いで集まった民間ボランティアによって成り立っています。この日もたくさんのボランティアのかたの協力と食材の寄付がありました。
【主なボランティアのかた:地域のかた、高校生、会社員、飲食店経営者、他】
【食材の寄付:郵便局、ANA、わったいな(直売所)、中央人権福祉センター、他】

 

<代表の桑田さんにお話を伺いました!>
きりんこども食堂を始めることになったきっかけは、テレビ番組で“子どもの貧困”をテーマに県外の子ども食堂が取り上げられていたのを私の家内が目にしたことでした。

学校に通っている子どもたちは、学校では栄養のある給食が食べられますが、中には家庭では満足に食べられない子どもがいたり、経済的な余裕はあっても明るい家庭で食べられない子どももいたり、県内でも同じような環境におかれている子どもたちがいることを知ったとき、他人事ではないと思いました。私たちに何かできないかと考えた時、鳥取市で子ども食堂を開設することを決めて、運営を始めました。

オープンして今年で6年目を迎える「きりんこども食堂」は、1回目開催の利用者のかたはゼロ。2回目は2家族。3回、4回と回を重ねていくうちに子どもが子どもを誘い合い、口コミで利用者のかたが増えていき、日によって変動はありますが、今では50名~70名くらいのかたに利用していただいています。こども食堂のスタート時の目的は、家庭環境に何かしらの問題を抱えている背景があることを知って始めたのですが、母子家庭だったり、こども食堂の利用対象かどうかについて訪ねたり、レッテルをはるようなことに対して、“逆に失礼ではないか。誰でも利用してもらったらいいんじゃないか。”と、考えを方向転換。今では家庭環境を問わず、誰でも気軽に来て、美味しいものでおなかが満たせられる楽しい場所として利用していただけるようになっています。

生きていく中で食事は欠かせません。食事をする環境も大事なこと。こども食堂で大事にしていることは、子どもたちとコミュニケーションをとりながら、子どもたちが“また来たい!”と思えるような温かい雰囲気づくりです。その中で、親同士・子ども同士もコミュニケーションをとったり、地域や様々な大人たちとの関わりの中で、手づくりの温かいご飯を食べたりしながら、親子、大人数で一緒に食事をする楽しさ“団らん”というものを知ってほしいと思います。

私たちのつくるご飯を食べて、「おいしい!」と、言ってくれる子どもたちの笑顔。この笑顔のために、私はこれからも仲間たちとともに元気に続けていきたいと思っています。

 
(写真左)小学生男児からの感謝の気持ちを表した、桑田さんに宛てられた手紙。
(写真右)「子どもの将来が経済的な環境によって左右されることなく、全ての子どもたちが夢と希望を持って成長していってほしい!」と、話す、代表の桑田さん。

 

≫≫きりんこども食堂≪≪
実施場所:岩倉地区公民館(鳥取市立町6丁目174)
開催日時:毎月第1・3水曜日 17:30~20:00(※開催日を変更する場合があります。)
参加費:子ども(無料)、大人(200円)
【主催:きりんのまち・愛プロジェクト】
TEL:080-9804-8474
メール:kuwata3101@gmail.com

◎きりんこども食堂は、どなたでもご利用いただけます。
◎こども食堂は民間ボランティアで成り立っています。寄付・お手伝い・食材提供等は随時受け付けています。