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社会医療法人 明和会医療福祉センター

 鳥取市にある社会医療法人明和会医療福祉センターは、市内に渡辺病院やウェルフェア北園渡辺病院などの医療機関や福祉施設を展開している法人です。

本年度、同法人は、第2回「鳥取県うれしい職場ささえる大賞」の最優秀賞として選ばれました。また、鳥取県では第3号となる次世代育成支援対策推進法に基づく「基準適合一般事業主」として認定を受けたり、公益財団法人日本生産性本部「次世代のための民間運動~ワーク・ライフ・バランス推進会議~」から第4回ワーク・ライフ・バランス大賞優秀賞として表彰されたりと、男女共同参画や次世代育成の取り組みが注目されています。

▼渡辺病院
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明和会医療福祉センターでは、看護師や介護士が、それぞれの状況に応じて選択できる7段階の勤務ステップを設けています。パートタイマーから、夜勤もバリバリとこなすフルタイム勤務の職員まで、多様な働き方を選択できるようになっています。

病院は女性の多い職場ですが、結婚・出産した後で職場に復帰するのには、夜勤のこともあって家庭との両立が難しく、資格を持ちながら働いていない看護師も多いようです。全国で看護師資格を持つ約190万人のうち看護師の仕事をしている人は約130万人で、約60万人は看護師として働いていないといわれています。その中には働ける時間などを調整すれば看護の仕事をしたいと思っている方も多くいるようです。同法人の人事制度は、こうした方々の要望にも応えていると言えます。それは数字にも表れており、育児を理由とした離職はここ数年無いそうです。

また、「報酬ポイント制度」を設け、休みを取りやすい・夜勤を免除するといった権利も大切な報酬としてポイント換算、職員が報酬の受け取り方法を選べるようになっています。 

その他にも、職員のSOSに対応できる窓口を設けたりと法人挙げて働きやすい職場を目指しています。

こうした取り組みについて、法人本部人事・企画調整主幹の竹中君夫さんにお話を伺いました。

「医療専門職には、使命感を持ち、純粋な気持で働く方が多いように感じています。ですから、あまりの忙しさから、患者さんやご家族に対してもっとしてあげたい事があるのに出来ないといったジレンマが離職につながりやすいと感じています。それを解決するには職員数を増やすことも有力な方法です。職員が増えると人件費も増すことになりますが、大きなメリットもあります。こうしたワークライフバランスの取組みをすることで、職員が増え、患者さんにゆとりを持って接することができれば、患者さんやご家族の皆さんにも満足いただけるのではないかと思います。また、使命感を持った方がやりがいを感じて働ける職場づくりをすることはとても意味のある事です。そうしていくことで、地域の皆さんから信頼される医療福祉機関として認められれば、人件費の負担以上の経営的な効果が表れる可能性は大きいと考えています。」

▼お話を聞かせてくださった竹中さん
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「当法人では、行動指針に【人にやさしい】【心の通い合う】と入れています。この言葉を大切にして、どのような病院であるべきかを考えるようにしています。また、こうした取り組みができるのは経営トップから現場のスタッフまで法人内の多くの方々から理解が得られたことも大きいと思います。」

今後の事についてもお聞きしました。

「日勤や短時間勤務を希望する方を安定して受入れていくためには、勤務ステップをアップしていく人が多くなるような支援が重要になります。また、医師のワークライフバランス制度への取り組みに力を入れています。働く人たちのニーズに合わせて人事システムも柔軟に形を変えていくのが理想です。」

▼ウェルフェア北園渡辺病院
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法律を順守した制度を設けることはもちろんですが、各職場にとってあるべき姿を常に考え導入し続けているところに感銘を受けました。

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