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とっとり自然保育認証園(ひばり保育園)

ひばり保育園

鳥取県では、豊かな自然を活用し、自然体験活動を行う保育所、幼稚園等の施設を認証する
「とっとり自然保育認証制度」を平成29年3月31日に創設しました。
今回は、この自然保育認証制度に認証された保育施設をご紹介します!

(とっとり自然保育認証制度について、詳しくはhttp://www.pref.tottori.lg.jp/267067.htm をご覧ください。)

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園庭を囲んで第一園舎と第二園舎があるひばり保育園。第一園舎には0~2歳児、第二園舎には3~5歳児が生活しています。
園の最大の特徴としてあるのが園舎の近くにある、第二園庭「ひばりランド」。広い敷地の中で、子ども達は四季の草花や生き物にふれながら、菜園活動を通じた食育活動に取り組んでいます。

また、子ども達の人権や主体性を尊重し、保護者や地域社会と協力し、共に学びあう保育園を目指しています。自己を十分表現し、活動しながら健全な心身の発達を図るとともに、園生活の中で基本的な生活習慣の自立と豊かな人間性、情緒豊かな子どもたちを育成しています。

~園舎に囲まれた園庭~
芝生が広がる園庭は、3つの建物に囲まれています。鉄筋コンクリート造3階建の第二園舎と、その向かいには以前に園長先生が住まわれていた家が園児のために開放され、2つの建物を挟む両隣には木造平屋建の第一園舎があります。
 
第一園舎には0~2歳児が生活。智頭杉で造られたテラスの上には、藤の花が植えられ、強い日差しを優しくさえぎってくれます。


第二園舎には3~5歳児が生活。3階建てで、園舎から園庭が見渡せます。

 
園長先生が以前に住まわれていた家は、園児のために開放され、使いやすく、過ごしやすいスペースになるようリノベーション!
(写真右)木のぬくもりを感じる、明るく開放感のあるランチルーム。

 
畳のある和室にはシャワールームが新たに完備され、子ども用のトイレが備え付けられていました。

 

~自然いっぱいの第二園庭「ひばりランド」~
園舎から3分程歩いたところにある「ひばりランド」は、子ども達が自然とふれあえる場所。“子どもたちに自然ある環境をつくってあげたい!”と、園長先生の強い思いから実現し、「ひばりランド」が造られました。
 
ひばりランドの入り口が見え始めると、脇には古タイヤが並べられ、タイヤの内側を利用して、ガザニア、コスモス、アガパンサス(ヒガンバナ科)、キスゲ(ユリ科)などの毎年花を咲かせる多年草のものが多く植えられていました。

 

~ひばりランド「田んぼ」~
ひばりランド内には、田んぼがあります。田植えの前には毎年恒例の“どろんこ遊び”。園児が田植えをして育った稲は、秋に収穫の時を迎えます。
 
敷地に穴を掘って、粘り気のある田んぼの土が運ばれ、ひばりランドに田んぼを再現!以前は水路が引かれていましたが、現在は地下水を掘り、ポンプが設置されています。

 
「何かとれた」「おたまじゃくしがとれた~!」と、子ども達の声。

 
(写真右)つかまえたおたまじゃくしが入った水槽の中を上からじーっと眺めて観察。
水槽の中は、おたまじゃくしでいっぱいになりました!

 

~ひばりランド「畑」~
 
畑では、きゅうり、ナス、ピーマン、さつま芋などの野菜の苗が植えられていました。ピーマンの苗(左)と、さつま芋の苗(右)。無農薬で育てます。

 

~ひばりランドで水遊び!~
 
青空の下、ジョウロやホースを使って水遊び!

 
(写真右)泥に水を加え、ぎゅっぎゅっと押し固めれば“泥だんご”のできあがり!
先生と一緒に「泥だんごできた♪」

 
先生の優しい眼差しに見守られながら、子ども達は遊びに一生懸命!何だかほのぼのとした光景に癒されました♪

 
冷たい水の感触に、子ども達も嬉しそうな表情♪
おもいきり水遊びを楽しみました!!

 

<佐藤園長先生にお話を伺いました!>
この街中(まちなか)に、どうしても自然の環境をつくりたかったんです。
ひばり保育園は、5、6年前に園舎の近くに園で土地を購入し、子ども達のために2つ目の園庭となる「ひばりランド」をつくりました。240坪の広い敷地を活用し、菜園活動をしています。田んぼをつくり、畑では季節の野菜を育て、子ども達と成長する過程を観察しています。収穫の時を心待ちにしながら、交代で水やりなどのお世話をする中で、野菜や果物など普段わたし達が口にする食べものがどのようにつくられているのか、菜園活動を通して学びます。
今の時期は、きゅうり、ナスなどの夏野菜のほかに、さつま芋の苗を植えました。ほかにも、柿、びわ、いちぢく、梅、ざくろ、ごぶ(くわの実)などの実のなる木も植えていますが、西条柿(しぶ柿)が採れた時には、真空にしてドライアイスを使い、合わせ柿をつくって給食でデザートとして食べました。畑で採れたきゅうりも初めは「塩とかマヨネーズがいる~」と言っていましたが、「まずは、そのまま食べてごらん?」と声をかけると、「先生、甘いけ、そのまま食べれる!」と、バリバリとかじっていました。

田んぼにはおたまじゃくしが住み、男の子も女の子もこぞって網を持ち、目をこらして探す様子は、今も昔も変わりません。毎年、田植えの前には裸になって田んぼでどろんこ遊びをしていますが、子ども達の表情はいきいきとしています。
黄金色に染まる稲穂。秋には、収穫した米を昔の手法で精米し、新米をおにぎりにして食べます。今は機械が増え、生活も便利になりましたが、昔は、すり鉢でこすってもみすりをして、玄米を一升瓶で突いて精米していました。最終的には機械で精米しますが「昔は玄米をこうして突いていたんだよ」と、子ども達に伝えていくことが大切と考えています。
わたしも田植えや野菜づくりをしていますので、自身の経験や持っている知識を園の菜園活動に活かしています。ひばりランドは子ども達が自然とふれあえる場所。木々がいっぱいあり、子どもの興味をそそるような仕掛けをしていきたいです。

また、保育園では同年齢、異年齢の子どもとのふれあいの中で友だちとの関わりを知り、協力し合う喜びや思いやりの気持ちが育ちます。保育園に通う乳幼児期は、まさに「心」を育てる大切な時期です。幼児期の成長は、将来の子どもの成長につながります。

そして、私たちはご家庭から大切なお子様をお預かりすることに責任を持ち、安全を第一に考え、子どもたちが愛され、大切にされているという実感が持てるよう、全職員が子ども一人ひとりに愛情を注いでいます。保護者としっかり手を取り合いながら信頼関係を築き、安心して通え、安心して預けることができる、あたたかい保育園であり続けたいと思っています。

 
「どれだけ環境を整備しても、“もうこれでいいだろう。”ということはないんです。さあ、いつまで続くかな。」と話す、佐藤園長先生。

~園児たちの感動から生まれた俳句をご紹介します~
『えいようの ありそうなきゅうり まるかじり』 5さい いのうえ はる
『ピーマンが いっぱいとれて いいにおい』   5さい みょうちん ゆうな

 

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FAX 0859-33-6266