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三朝町立賀茂保育園(とっとり自然保育認証園)

鳥取県では、豊かな自然を活用し、自然体験活動を行う保育所、幼稚園等の施設を認証する
「とっとり自然保育認証制度」を平成29年3月31日に創設しました。
今回は、この自然保育認証制度に認証された保育施設をご紹介します!

(とっとり自然保育認証制度について、詳しくはhttp://www.pref.tottori.lg.jp/267067.htm をご覧ください。)

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三朝町立賀茂保育園は、三朝町の豊かな自然に恵まれた環境で、保育園の周辺を散歩しながら、季節の移り変わりを感じたり、海や川、山や高原に出かけたりして年齢の違う子どもたちが一緒に関わりながら、様々な活動をしています。また、菜園活動では、自分たちで作った野菜を調理するなどして、食への関心を深めています。

そして、園の特色としては、毎月講師の先生に指導いただきながら、論語教室、坐禅、お茶会などを開いています。特に論語は、毎日一章ずつ大きな声で素読し、美しい言葉のリズムに親しむと共に、わかりやすい紙芝居や言葉でその意味を知ります。
また、運動面では朝の農道マラソンやいろいろな運動器具の活用など、子どもの年齢に応じた身体能力の向上や、体力作りに取り組んでいます。

 

~自然を満喫!今回は、バスに乗って津黒高原へ雪遊びに出かけました!~
 
(写真左)順番でバスへ乗り込んだら、出発進行~!!
(写真右)津黒高原スキー場に到着♪ロッジに荷物を置いたら、雪遊びへ!

 
スキー場では、始めに津黒高原のインストラクターの方(写真左/奥)から、雪で楽しく安全に遊ぶための注意事項などのお話がありました。

 
(写真左)さあ、早速雪遊び!毛糸の手袋で雪を触ると雪がたくさんくっついて、おもしろい発見~!

 
大きな雪の山をつくるため、一度にたくさんの雪を運べる道具を使って雪運び!
園児は、運ばれてくる雪を手袋をした手で何度もトントンと固めていました。

 
雪でつくった山に登り、雪の表面をなだらかに整えたらすべり台の完成~!
先生も一緒になって雪遊びを楽しむ姿に子ども達も嬉しそう♪

 
(写真左)大きな雪の山をつくったら、スコップで中の雪をかきだします。
(写真右)かまくらの完成~♪園児2~3人が穴の中に入れるくらいのサイズ!

続いては、ソリ遊びするぞ~!!

 
(写真左)「さあ、みんなソリを持っておいで~!」先生のかけ声で、よ~いドン!
ソリを取りに、園児が一斉に走り出しました。園児たちは、2人ペアで協力しながら、ソリを坂の上まで運びます。

 
スタート地点に着いたら2人1組でソリに乗り、ゴールで待ち構える先生を目指して順番にスタート!勢いよく滑り、途中でソリから転げ落ちても、園児は何度もチャレンジ。スタート地点まで登っては滑るを繰り返し、最後までソリ遊びを楽しんでいました♪

 
(写真左)体をたくさん動かしたあとは、お待ちかねのお弁当の時間です。園児たちは、おうちの方が作ってくれたお弁当を嬉しそうに開き、近くの友達と見せ合いっこ♪
(写真右)「みてみて!お母さんにお弁当作ってもらったよ~!!」

 
「ソリ遊び楽しかったよ~!!」

雪遊びは楽しいうちに終わりの時間を迎え、帰りのバスでは窓から暖かな日が差し込む中、ウトウトと眠りにつく園児の姿も見られました。

 

~園外保育(川と海での自然体験)~
ライフジャケットを着たら、準備万端!暑い季節には、水に親しむ夏ならではの遊びを満喫しました!!
 
(写真左)7月・8月は、3歳以上児が園近くの“水辺の楽校(がっこう)”で川遊びを楽しみました!岸辺では変わった形の石などを見つけ、浅瀬では水の心地よさを感じながら、タモを使ってアメンボや小魚を捕まえました。

(写真右)8月初旬には、4歳児と5歳児で湯梨浜町にある“宇野海水浴場”へ海遊びに出かけました!園外保育で海に行くのは初めてのことで、楽しみにしている子や少し不安がある子など子ども達の表情は様々。行く前は、少し不安な気持ちがあった子どもたちも、海を目の前にすると、「早く入りた~い!」と不安な気持ちも吹き飛んで、満面の笑み!着ていたライフジャケットが浮輪代わりになり、穏やかな波に揺られながら、プカプカと気持ちよさそうに浮かぶ園児の姿が何とも可愛らしい様子♪夏の海を満喫しました!

 

~園外保育(お寺での坐禅体験)~
 
毎月1回は、園に三徳山三佛寺(みとくさんさんぶつじ)の米田住職(写真左側/右)に来ていただいて坐禅の指導を受けている園児ですが、10月は、5歳児が三徳山へ行き“一休さん体験”をしました!普段は着る機会のない衣装に身を包み、三佛寺まで続く急な階段も友達と手をつないで登り、本堂へ!本堂では米田住職のご指導の下、約10分間坐禅に挑戦しました。ゴーンと鐘の音が鳴り響く中、姿勢よく座ることができ、園児たちの心に残る貴重な体験になりました。

 

<年中組担任の渡辺先生からお話を伺いました!>
今年度、賀茂保育園では、山道散策・海遊び・川遊び・大工さんごっこ・雪山遊びなどの自然保育を取り入れ、活動を実施してきました。これらの実体験を通して、自然の素晴らしさや、様々な遊びを知ってもらい、子ども達に心から感動してもらいたいと思っています。

今回の雪山遊びでは、子ども達は存分に雪に触れ、自分で遊びを発見・試行し、力いっぱい楽しむ姿が見られました。こういった姿が、私たち保育者が望んでいる姿であり、これからも自然保育の中で求めていくものなのではないかと思っています。
ただ、自然保育は「危険」なものであると少なからず認識されていると思っています。でも、「危ないからやらせない」という考え方ではなく、どうしたら安全に活動できるのかを考え、活動前には必ず、下見・事前の打ち合わせ・事後の反省を行い、これらのリスクマネジメントにより、子ども達の安全を確保し、子ども達が心から楽しめる環境づくり、保護者の方から活動に理解をいただくことを大切にしていきたいと考えています。

 

<倉持園長先生からお話を伺いました!>
今年からの大きな取り組みとしては、年中・年長組37名を海水浴に連れて行ったことです。野山や川での遊びには慣れている三朝町の子どもたちですが、海水浴を経験したことのない子どももいます。

年度当初、職員からの「子どもたちを海水浴に連れて行きたい」という声に、園長として躊躇する気持ちもありました。しかし職員の熱意に負け、“では、子どもたちの安全を確保しながら、海をどう楽しませるのか”の話し合いを進めました。安全確保のために子ども用ライフジャケットがあると良いけど、園児の数、40着も購入は・・・、ペットボトルで簡易の救命胴衣が作れるらしい・・・などと試行錯誤。そんな折に、鳥取県の自然保育認証制度の助成金が利用できることを知り、購入に踏み切りました。
ともすれば、危険なことは極力避けて通りたい保育現場ですが、そればかり考えていると何もできなくなってしまいます。子どもたちを、どう育てたいのか、どんな風に育って欲しいのか。自然の中での活動や経験を通して、自然の大きな恵みをただ楽しむだけでなく、危険な事もあることも知りながら“生きる力”の基礎作りをして行きたいと思います。


「保育を通して、生きる力、思いやりの心を養い、明るく元気でたくましい子どもに育って欲しいと願っています。」と語る、倉持園長先生。

 


自然に囲まれる、三朝町立賀茂保育園

 

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東伯郡三朝町本泉916番地
TEL:0858-43-0555
HP:http://www.sankien.jp/service_7.html