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とっとり自然保育認証園(鳥取大学附属幼稚園)

鳥取大学附属幼稚園

鳥取県では、豊かな自然を活用し、自然体験活動を行う保育所、幼稚園等の施設を認証する
「とっとり自然保育認証制度」を平成29年3月31日に創設しました。
今回は、この自然保育認証制度に認証された保育施設をご紹介します!

(とっとり自然保育認証制度について、詳しくはhttp://www.pref.tottori.lg.jp/267067.htm をご覧ください。)

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幼児教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う大切な教育として位置づけられ、小学校以降の生活や学習の基盤となる生きる力の基礎を育成します。

鳥取大学附属幼稚園では、その理念に基づき、子どもたちが自分の願いや期待をもって遊びに取り組めるような環境づくり、また、個に応じた援助をしながら保育をしています。子ども、保護者、保育者が互いにつながり合い、高め合うことができる幼稚園をめざし、平成29年度は、3歳から5歳までの計76名の園児が通っています。

また、周辺は鳥取大学をはじめ、附属小、中、特別支援学校等が設置された文教地区になっています。国立大学法人鳥取大学附属幼稚園として、大学と協力し、幼児教育の研究を行う中で、つねに理論と実践の調和を求めつつ創造的な教育の実現に努め、園外保育の重視など地域の環境を生かした教育にも力を入れています。幼児期の望ましい経験や活動の場として生活環境が整えられる中、集団生活を通して、主体性、社会性(特に人とのかかわり)、創造性の芽生えを培いながら、子ども主体の保育で、子どもたちはのびのびとエネルギッシュに生活しています。

 

~遊びの中で学びを発見!いきいきのびのび保育~
 
暖かい格好で、準備完了~!寒い季節でも、晴れた日は外で元気よく遊びます。
園庭では毎日、子どもたちが季節ごとにできる遊びを考えながら、自分で遊びの展開を広げます。芝生の園庭で走り回ったり、遊具で遊んだり、元気よく築山(つきやま / 写真左奥)を駆け上ります。

 
こちらは色水あそび♪ボールと泡だて器を使って、泡だて器でシャカシャカかきまぜながら、摘んだ花の色を出します。白い雪がきれいな黄や紫に色づきました♪

 
こちらは、窓際に設置されたキッチンでおままごと♪保育室の中から可愛い店員さんが入れ替わりながら、外を通りかかった園長先生に元気よく声をかけ、お店屋さんごっこ♪
園児と一緒におままごとを楽しむ園長先生はお客さん役です。(写真右・右側)

 
こちらでも園児がダンボールや大型積み木を使って“ごっこ遊び”を楽しんでいました。
なりきっている様子が楽しそう♪(写真左)

 

<「人・もの・こと」との豊かな出会いと体験の充実>
環境や季節を通して年齢に関係なく自由な関わりをもちながら遊ぶことで、 優しさや思いやりの気持ちが生まれたり、まねたり、様々なことに挑戦しながら生きる力の基礎を育みます。その関わりの中で、子どもたちの興味・関心・意欲をかきたてながら、自然に触れたり、直接体験することで子どもたちが得るものは大きく、解放感や情緒の安定を得ることができます。

恵まれた自然環境の中、園では園内行事に加え、年間を通じて多くの園外保育を取り入れています。続いては、年間を通じた様々な活動や体験の様子、そして、遊びの中で学びを発見していく子どもたちの姿をご紹介します!

~園庭と園舎北側の松林~
 
(写真左)春の園庭は、緑の芝生が一面に広がります。気温も暖かくなる頃には虫たちも顔を出し、園児は虫を見つけて昆虫採集。「園庭には、どんな虫がいるのかなあ?」
(写真右)園舎北側にある松林。吊り橋・アスレチックなどがあり、園児も大好きな遊び場のひとつです。吊り橋では縄から足に伝わる振動を感じながら、一歩ずつ前進~!

 
11月、子どもたちに“みどりに親しんでほしい”との懇話会(PTA)の方の提案で、創立50周年を記念し、園児が力を合わせ園庭内にある築山に実のなる木“ジューンベリー”を記念植樹!

~自然がいっぱい!多彩な園外保育~
また、近隣には鳥取砂丘や湖山池などがあり、多くの自然に囲まれる中で子どもたちに自然との関わりを多くもたせ、豊かな感性を育てるために園外保育を多く取り入れています。

5月は、3歳児がバスに乗って、初めての園外保育で動物公園へ!うさぎやモルモットなどの小動物に触れたり、抱っこしたり♪生き物のあたたかさ、動物を触ったときの感触を肌で感じます。モルモットをひざの上に乗せて優しくなでる園児たち。

 
9月は、5歳児がヤサホーパークへ汽車遠足にでかけました!道中ではトンネルの数を数えたり、駅名を読んだりと列車の中も楽しみました。無くさないようにドキドキしながら、持ってきた財布からお金を取り出し、自分で駅の自動券売機で切符を購入。見事に切符を手に入れて、帰りも一安心♪

 
(写真左)6月は、5歳児がサツマイモの苗植えをしました。秋の芋掘りを楽しみにしていた園児たちは、再び、10月の収穫の頃に合わせて、鳥取大学内にあるフィールドサイエンスセンターにでかけ、大きな芋を収穫しました!
(写真右)そして、フィールドサイエンスセンターには「子どもたちにきれいな“ひまわり”を見せてあげよう」と、園児たちが再び大学を訪れる秋の芋掘りの時期に花の見頃を合わせ、大学の先生たちの手によってたくさんの“ひまわり”が植えられました。

 
10月は、大学キャンパス内にある附属小学校の尚徳の森へ“秋みつけ”(左)と、砂丘遠足(右)へ出かけました。
(写真左)いろいろな形のどんぐりや松ぼっくりがたくさん落ちていて、園児は拾うのに一生懸命。袋は、園に戻る頃には木の実でいっぱいに♪
(写真右)砂丘遠足は、5歳児と4歳児が鳥取砂丘へ!異年齢で手を繋ぎながら、砂を踏みしめ、海辺まで歩きました。青く広い日本海を眺めながら、たくさんの貝殻を見つけました。

【主な園外保育の行き先】
かにっこ館、動物公園、青島、コカ・コーラウエストスポーツパーク、鳥取砂丘コナン空港、鳥取大学フィールドサイエンスセンター、ヤサホーパーク、シルエット観劇(市民会館)、附属小学校、附属特別支援学校

 

<塩野谷(しおのや)園長先生にお話を伺いました!>
本園の敷地には、築山、園舎北側には松林の中にアスレチックなどがあります。本園では特に幼児期の自然体験を大切にしたいと考え、恵まれた自然環境の中で土や水、樹木に親しみ、生き物にふれる機会を多くもち、実感する機会を大切にしています。実際に動物などの生き物に触れ、あたたかさを肌で実感したり、土や水に触れて、その感触を知ります。また、自然体験のほかにも、気持ちをひとつにして取り組む発表会や運動会などの文化的な活動も子どもたちに伝えていく大事なことと考えており、集団行動の中でみんなで一緒に取り組む喜びを経験していきます。

さらに、園外保育にも力を入れております。園の中だけでなく、大学を活用させていただいたり、地域にもでていきます。本園には大学のバスが利用できるという利点があるため、多くの園外保育を組み込んだ保育計画を立て、布勢運動公園や鳥取砂丘こどもの国などへ行っています。子どもたちは広々とした敷地の中で思いきり遊び、遊びの中で体を動かし、体験して学びます。

それから、本園は異年齢入り混じった遊びの機会が特に多くあります。年齢に関係なく自由な関わりをもちながら遊ぶことで、 子どもに優しさや思いやりの気持ちが生まれます。
そして、「いま伸び あと伸び」という言葉がありますが、これは今も大事だけれども、あと(将来)も大事ということ。知的にも体力的にも情緒的、社会的にもあとを保証することをしたい。そのためには今の充実がとても大事で、今の伸びを保証しながら将来へ繋ぎ、子どもたちが“すくすく”と伸びていけるように、私たちは今後も見守っていきます。

最後に今までやってきた本園の活動に対して、この度、自然保育認証をいただきましたが、認証園となってことで勇気をいただいたように思います。また同時に、今後の取り組みをさら大事にしていこうと、改めて感じております。

 
「実際に動物のあたたかさに触れ、時にはどろんこになりながら、経験の中で日々たくましく成長していく子どもの姿。どのような成長ぶりを見せてくれるのか、毎年楽しみでなりません。」と話す、塩野谷園長先生。

 

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TEL:0857-28-0010 FAX:0857-31-3321
HP:http://www.fuzoku.tottori-u.ac.jp/youchien/